
- 作者: 松田承一
- 発売日: 2016/08/25
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
Node.js の環境変数の仕組みを使うと、npm run-script
に環境変数を渡すことができる。
# 例えば開発モードにして Gulp ビルドする、とか。 $ DEV_MODE=true npm run gulp build:js
こんな風にすると、実行するコード中、例えば gulpfile.js
内とかで、process.env.DEV_MODE
の値を参照できるようになる。これを利用すれば、開発時のみビルドするコードにモックスクリプトを混ぜ込むとか、ビルド時に Uglify しないとかいう制御ができる。もしくはサーバ起動の方法を切り替えるようなこともできるだろう。
// 例えば gulpfile.js でのビルドタスクの処理を振り分けるイメージ var gulp = require('gulp'); gulp.task('build:js', () => { if(process.env.DEV_MODE) { // 開発モードの時はこの方法でビルドする… } else { // 環境変数未指定の場合 (本番モード) は以下の方法でビルドする… } });
先程の $ 環境変数=値 npm run スクリプト名
という書き方は、Mac や Linux では上手く動作するが、Windows では上手く動作させられない場合がある。Windows でも上手く環境変数を渡す方法は次回紹介する。
![サーバサイドJavaScript Node.js入門【電子書籍】[ 清水 俊博 ] サーバサイドJavaScript Node.js入門【電子書籍】[ 清水 俊博 ]](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/rakutenkobo-ebooks/cabinet/4086/2000001844086.jpg?_ex=128x128)
サーバサイドJavaScript Node.js入門【電子書籍】[ 清水 俊博 ]
- ジャンル: 本・雑誌・コミック > PC・システム開発 > その他
- ショップ: 楽天Kobo電子書籍ストア
- 価格: 3,283円