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Nikon D5600 で RAW 撮影した画像を Lightroom CC 2015 で編集したかったので DNG Converter を使った

プロフェッショナルワークショップ Lightroom [6 / CC対応版]

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はじめて Lightroom で RAW 現像してみようとしたら、すんなりいかなかった話…。

Lightroom で NEF が読み込めなかった

Nikon 製のカメラで RAW 撮影すると、NEF という拡張子で RAW データが保存される。これまで知らなかったのだが、RAW 形式のフォーマットは統一規格がないらしく、Canon だと CR2 という形式になるそうだ。

で、僕が持っている Nikon D5600 で撮影した RAW データを、Windows の Adobe Lightroom CC 2015 で編集しようとしたら、.nef ファイルをうまく詠み込んでくれなかった。

色々調べてみると、Lightroom が中に抱え込んでいる「Camera Raw」というプラグインのバージョンが古いため、読み込めなかったようだ。

上述のサイトを見てみると、Nikon D5600 の RAW データを読み込める Camera Raw の最小バージョンは v9.8 だったのだが、Lightroom CC 2015 (2015.1 リリース) お抱えの Camera Raw のバージョンは v9.1 だった。古かったワケだ。どうも Camera Raw だけバージョンアップもできるっぽいが、上手くいかなかったので別の方法を探した。

汎用形式 DNG に変換する

そこで登場するのが、Adobe が提供する DNG Converter というツール。コレは各社の RAW データを、Adobe が提案する汎用 RAW 形式 DNG に変換してくれる、というモノ。デジタル・ネガティブ (Digital NeGative) で DNG、みたい。共通企画として用意したものの、一向に統一される気配がないまま今日に至ったようだ。

Adobe DNG Converter を使えば、後方互換性を保った状態で RAW データを変換してくれるので、DNG 形式にすれば Lightroom CC 2015 でも RAW データが扱えるようになる、ということ。

早速使ってみる

DNG Converter は以下からダウンロードできる。

インストーラを開いてインストールしたら、起動してみよう。変換したい .nef ファイルがあるディレクトリを指定し、同じディレクトリに出力するようにする。特に設定は要らず、このまま変換を開始すれば、同ディレクトリに .dng ファイルが生成されている。

この .dng ファイルを Lightroom CC 2015 で選択すると、正常に読み込みができ、RAW 現像ができた。

DNG 形式の是非

DNG 形式にデメリットはないのか、確認しておこう。

まずはなんともいっても、RAW 編集の前段階でファイル変換が必要になるという手間が最大のデメリットだ。こればかりは Lightroom をバージョンアップするなどして Camera Raw をアップデートしていかないといけないので、なかなかやりづらい。

次に、NEF から DNG に変換することで、データの劣化等は発生しないのか。調べた限りだと、画質に関わるような劣化は避けられるようだ。変換時に「非可逆圧縮」を選ぶと元のデータを保てないので、コレだけ避けよう。

逆にメリットというと、DNG 形式の方が Lightroom での読み込みが早くなるとか、プレビューファイルを別に作らなくなるのでファイルサイズが小さく済むとか、メリットが多いようだった。元々の RAW データに破損が見られる場合も DNG 変換時に検知できるので、これから編集しようとするファイルにエラーがないかチェックする工程も兼ねられるだろう。

各形式の寿命については、どちらの形式も問題ないだろう。Nikon という巨大メーカーの NEF 形式が突然使えなくなる事態は考えにくいし、DNG 形式の方はオープンなフォーマットなので、Adobe が手放してもなんとかなるだろう。それに現時点で DNG に変換可能な DNG Converter ツールを持っておけば後でどうにでもなるので、元の NEF 形式だけ大事にとっておき、DNG 形式の方は編集する際に変換して生成すれば良いかな、と思う。

特に精神衛生的に気にならないのであれば、ファイルサイズも軽く済む DNG 形式に全て変換し、NEF 形式の方は削除してしまえば良いだろう。この場合、DNG 形式から NEF 形式には戻せないので注意。

…ということで、DNG 形式を使うこと自体には特段の問題はなさそうだった。

(超蛇足だが、Camera Raw プラグインの中身を見ると、カメラの機種ごとに何やらプロファイルを持っており、本当に愚直に各メーカーの各機種のデータを収集して変換しているっぽかった。すごい力技…)

まとめ

お金があれば Lightroom (Camera Raw) をバージョンアップして、NEF 形式を素のまま読み込めるようにしよう。そうでなければ、必要な時だけ DNG Converter で NEF 形式を DNG 形式に変換して利用しよう