Corredor

ウェブ、プログラミングの勉強メモ。

インストールなし・Web ブラウザだけでリモートデスクトップ接続するには TeamViewer Web Connector が良かった

「Chrome リモートデスクトップ」は優秀で、Chrome ブラウザから拡張機能としてちょっとインストールするだけで、Windows も Mac も相互にリモートデスクトップが可能になるし、iPhone からのアクセスも容易だ。

しかし、接続される側はまだしも、接続しにいくクライアント側の端末には、「ちょっとソフトをインストールする」というのが難しい時もある。そこで、クライアント側はインストール作業が一切不要で、Web ブラウザさえあればリモートデスクトップができるようなツールがないか探してみた。

ThinVNC (Thinfinity Remote Desktop Server) + DDNS 設定は失敗

ブラウザだけでリモートデスクトップ接続できるソフトを探し始めると、まず最初に見付かったのは「ThinVNC」というフリーソフトだった。

上述のサイトからダウンロードして exe を起動してみると、簡単な UI でサーバの起動と停止が選べるようになっている。サーバを起動し、ローカル IP アドレス (= localhost) にアクセスしてみると、確かにリモートデスクトップ接続ができた。

しかしこのままでは自分自身に接続しているだけだし、ローカル IP アドレスを使っているのでは、同じ LAN 内、つまり自宅の LAN に接続している PC からしかリモート接続できない。

家はマンションのプロバイダなので、固定 IP アドレスは持っていない。そこで、変動するグローバル IP アドレスを特定のホスト (URL) に紐付けてくれる DDNS サービスを利用することにした。使用したのは「MyDNS」というサービス。

以下の記事を参考に、MyDNS に登録して IP アドレスを設定。

続いて以下の記事を参考に、IP アドレスの変動を検知して MyDNS の登録情報を更新してくれる、「DiCE」というフリーソフトを使用。

MyDNS で取得した URL をチェックすると、現在の自宅のグローバル IP アドレスに紐付いていることは確認できたのだが、この状態で ThinVNC サーバを立ち上げて http://neo-example.mydns.jp:8080/ にアクセスしても、上手く接続できない。同じ LAN 内で通信しているのが良くないのかと思って iPhone 回線から接続したりもしたがダメ。ついでにいうと変動するグローバル IP アドレスを直打ちしてもダメだった。

ところで、「ThinVNC」に関して検索すると、どうも文献が古い。よくよく調べてみると、何やら現在は Cybele Software というところが「Thinfinity Remote Desktop Server」と改名して提供しているようだった。

有償ソフトのように書かれているが、30日間の試用期間がある他、個人の場合は無料ライセンスが発行できてそれで利用し続けられるようだ。

ソフトを「ThinVNC」から「Thinfinity Remote Desktop Server」に切り替えてみたが、やっぱり DDNS ホストや変動グローバル IP アドレスでのアクセスはできず、localhost もしくはローカル IP アドレスでのアクセスでしか使えなかった。この辺、あと何が悪いのかよく分かっていない。誰か教えてください…。

Microsoft の Remote Desktop Web Client はまだ使えない

こんな記事がヒットするので気になったのだが、Microsoft の「Remote Desktop Web Client」は、やりたいことに沿ってはいるものの、プレビュー公開されただけでまだ使えないっぽい。全然情報がなかった。

LogMeIn が出来るみたいだけど有償…

年間1万4,000円払えばやりたいことはできそうだが…。有償になったのは痛い。

試していないけど Ericom AccessNow もイケそう

【本題】TeamViewer が Web Connector を提供していた

色々探し回っていると、TeamViewer が Web Connector としてブラウザのみでリモートデスクトップ接続できる機能を提供しているらしい。

TeamViewer は Chrome リモートデスクトップ以前に使用していて、当時は接続するクライアント側にもアプリのインストールが必要だったのだが、最近はクライアントサイドでのインストールが一切不要な、Web ブラウザのみでリモートデスクトップ接続が可能な機能を提供しているようだ。

早速試してみた。

まずは接続される側の PC に TeamViewer をインストール。アカウントを作り、PC にインストールした TeamViewer ソフトにアカウントを紐付ける。こうしておくと、TeamViewer アカウントにログインすればその PC にリモート接続できるようになる。コレをしない場合は、一時的に払い出される ID とパスワードをメモしておかないと、リモート接続できない。

次に、接続する側。ブラウザを開いて TeamViewer の公式サイトよりログイン。Management Console という管理画面が開くと、そこに TeamViewer をインストールした PC の情報が見えているはずだ。その PC を選んで「接続」ボタンを押すと、初回はダイアログが表示され、どのように接続するかを問われる。ココで、非推奨とはなっているが、ダイアログ最下部に見える「Web ブラウザから接続」を利用する。

すると TeamViewer Web Connector というページが開き、リモートデスクトップ接続が開始される。描画には Flash を利用しているので、teamviewer.com ドメインで Flash の動作を「許可」しておく必要があるが、それだけ。Chrome ブラウザでも Firefox ブラウザでも動作を確認できた。

クリップボードの共有は残念ながらできないようで、また Ctrl や Alt キーなどの動作も微妙なところがあったが、思ったよりも動作は快適で、自宅の PC に置いてきたちょっとしたタスクなら、この TeamViewer Web Connector で操作して処理できそうだ。

以上

一時期離れていた TeamViewer に出戻りする形になった。ブラウザだけでリモートデスクトップ接続できるなんて素晴らしい…。

あとは Wake On LAN が実現できれば、完全に自宅 PC をリモート操作できるようになるんだけどなぁ…。

TeamViewerでリモートコントロール

TeamViewerでリモートコントロール